J-REIT

REIT(不動産投資信託)とは

REIT(不動産投資信託)とは

REIT(リート)とは、「Real Estate Investment Trust(リアル エステート インベストメント トラスト)」の頭文字をとった略称で、日本語では「不動産投資信託(ふどうさんとうししんたく)」と呼ばれています。

REITは、投資家から集めたお金(出資金)や銀行から借りたお金(借入金)を使って、ビルやマンションなどの不動産物件を買います。

買った不動産は、誰かに貸して賃料収入を得ます。例えば企業が賃貸オフィスを借りたり、私たちが生活するために賃貸マンションを借りたりしますよね。そういった賃貸不動産として貸し出して賃料収入を得ていくわけです。

そしてそこで得られた賃料収入の多くは、出資してくれた投資家さんたちに定期的に還元してくれます。

この定期的に還元してくれるお金のことを「分配金(ぶんぱいきん)」と呼びます。

つまり、REITに投資すれば分配金というかたちで実質的に賃料収入が得られるわけですね。REITが保有している不動産物件の大家さんになったのとほぼ同じです。

 

J-REITって何?

REIT投資の市場は、アメリカをはじめオーストラリア、ヨーロッパ、アジアなど世界中にありますが、その中で日本のREITのことを「J-REIT(ジェイリート)」と呼びます。JはもちろんJapanの頭文字。サッカーのJリーグと同じです。要するに日本版のリートって意味ですね。

通常、日本でREIT投資と言ったらJ-REITに投資することを意味します。このサイトの中でREITと呼んでいるのも基本的にはJ-REITのことです。

ではここで、ざっくりとJ-REITの歴史を知っておきましょう。

J-REITは2001年にスタートし、2017年で17年目を迎えました。

市場規模も創設時からどんどん拡大し、2017年8月現在のJ-REIT上場銘柄数は58銘柄となっています。

J-REIT全体の時価総額合計は2017年現在で11兆円を超えており、アメリカに次いで世界第2位の規模まで成長してきました。

とはいえアメリカのREIT市場規模は時価総額で約90兆円と、日本の8倍以上もあるんです。

まぁアメリカのREITの歴史は50年以上ありますし、そもそも国自体の経済規模もぜんぜん違うので比較する必要はないですけどね。

ただ、アメリカのGDPは日本の約2.6倍程度ですから、J-REITの市場規模は今後まだまだ拡大していくと予測されています。

 

どうすればJ-REITに投資できるの?

J-REITの各銘柄(投資法人)は、東証J-REIT市場というところに上場されていて、国内株式と同じように売買ができます。

売買方法は株と同じなので、株式投資をしたことがある方なら戸惑うことはないでしょう。

すでに証券口座を持っている方なら好きな銘柄にすぐに投資(購入)することができます。

まだ証券口座を持っていない方は、まず口座開設をしましょう。

ちなみに私がJ-REIT投資に使っている証券会社はSBI証券です。言わずと知れた人気・実績共にNo.1のネット証券ですね。

ネット証券の口座開設数と個人売買代金シェアはダントツNo.1。売買手数料も業界最安水準ですし、取引画面も初心者でもわかりやすく使いやすいです。

特にこだわりがなければSBI証券で口座開設するのが一番おすすめですね。

※ご注意※当ブログの内容は私の個人的見解であり、特定銘柄等の売買を推奨するものではありません。くれぐれも投資判断は自己責任で。

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