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REIT投資は年齢が若いうちに始めるほど有利。成功に導く最も簡単な投資法

REIT投資は年齢が若いうちに始めるほど有利。時間を味方につける投資法

REITに投資をして分配金をより多く得るために最も大切なモノ。

それは「時間」です。

コツコツとREITの投資口数を増やしていき、分配金という名の賃料収入をどれだけ長い期間もらい続けるかによって、トータルリターンが大きく変わってきます。

分配金をもらう期間が長くなればなるほど、より多くのお金がもらえるわけです。(もちろん投資額が多いほど、もらえる額も多くなりますが)

しかし、人間には寿命があります。

永遠の命があるならREIT投資はいつ始めてもいいですが、悲しいかな人の寿命は80年ほど。

早くREIT投資をスタートしないと、肝心の分配金をもらう期間が短くなります。

REIT投資を始める年齢が若ければ若いほど残された寿命は長いので、分配金をもらう期間も長くなる。その結果トータルリターンも多くなるわけです。

 

投資をしている人の多くは高齢者

ところが日本の個人投資家の多くは高齢者が中心。ほとんどの若者は投資に参加すらしていません。

「貯蓄から投資へ」というキャッチコピーのもと、NISAの導入など若者への投資を推進する動きがありますが、実際はなかなかうまくいっていません。

ではなぜ若者は投資をしないのでしょうか?

若者はお金がない。貯蓄の大半は高齢者が持っている

今の若者に投資へまわすような余裕資金は残念ながらありません。お金がなきゃ投資が出来ないのは当然のこと。

日本人の貯蓄の大半を握りしめているのは高齢者。高度経済成長期に長年ひとつの会社で勤め上げ、ガッポリ退職金をもらった世代です。

しかもその人たちは、いわゆる「年金勝ち組世代」。要するに掛けた額よりも多くの年金が受け取れる人たちですね。

そういったお金に余裕のある高齢者が日本の個人投資家の中心層になっています。

退職金をもらって定年退職した、お金も時間もある人たちが「そろそろ投資でも始めるかな」といったかんじで個人投資家デビューするケースが典型的なパターンではないでしょうか。

しかしREIT投資の場合、高齢になってから始めてもそのメリットをあまり活かすことが出来ません。

そう、残された人生が短いからです。

 

REIT投資は始める年齢が若いほど有利

REIT投資の基本はバイ・アンド・ホールド。つまり一度買ったら売らずに持ち続けて、保有するREITから得られる分配金をもらい続けることです。

その期間をいかにして長くするか。それは出来る限り若い年齢からREIT投資を始めること。これに尽きます。

お金を稼ぐために最も簡単かつ重要なのが「時間を味方につけること」なのです。

私は20代後半から株式投資を始め、その後FX投資も経験。そして30歳になる頃にREIT投資を始めました。

それから10年余り。これまでに受け取った分配金の総額は1200万円を超えています。

ただ保有しているだけで勝手に入ってきたお金。いわゆる「不労所得」というやつですね。

10年後20年後を見据えた投資戦略

REITの利回りは株式投資に比べると高いですが、それでも年4%~5%前後ほど。

ポンと数千万円を投資できるお金持ちなら別ですが、一般的な人が投資にまわせる金額はせいぜい数百万。そう考えると短期的には大した分配金収入にはなりません。

しかし、若いうちからコツコツとREITの投資口数を増やし続けていれば、10年後くらいにはまとまった金額になります。

しかもその間の分配金収入をすべてREITに再投資していけば複利効果も相まって、少なくとも元本を下回る可能性はかなり低いでしょう。

分配金収入が元本リスクを飲み込んでくれる(カバーしてくれる)わけです。

私のように30歳からREIT投資をスタートさせたとしても、40歳になる10年後にはそれなりの資産形成と分配金収入が得られるようになります。

そこからさらに投資し続けていれば、人生で最も多くの支出が予想される50歳代に差し掛かる頃には、分配金が生活を支える収入の柱のひとつとなっているでしょう。

若いうちから(できれば20代のうちから)コツコツREITに投資をしていれば、将来の収入に対する心理的不安も解消できます。

不労所得といえるくらいのまとまった額の分配金収入が安定的に得られる状態を構築できる可能性が非常に高いのです。

10年後、20年後を見据えた「時間を味方につける」という投資戦略。

それこそがREIT投資を成功に導く最も簡単な投資法なのです。

※ご注意※当ブログの内容は私の個人的見解であり、特定銘柄等の売買を推奨するものではありません。くれぐれも投資判断は自己責任で。

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