【書評】ジェームス・スキナー『寝ながら稼ぐ121の方法』を読んだ感想
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ネットで注文していたジェームス・スキナー氏話題の新作『寝ながら稼ぐ121の方法』が届いたので早速読みました。
書評というほどではないですが、感想を簡単にレビューしておきます。
ちなみに著者のジェームス・スキナーは『7つの習慣』や『成功の9ステップ』でも有名な経営コンサルタント。
自己啓発本が好きな方なら彼の著書は1冊は読んだことがあるんじゃないでしょうか。
今回の新作は「寝ながら稼ぐ」というタイトルからも分かる通り、「不労所得を得る」ための方法や考え方に軸足を置いた内容。FIRE(セミリタイア生活)を目指す者として読まないわけにはいきません。
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「収入を作る」のではなく「収入源を作る」
「寝ながら稼ぐ」というのは、「収入を作ること」ではなく「収入源を作ること」に視点を置いた考え方。
配当収入や家賃収入、印税、広告、権利収入といった、いわゆる「不労所得」で稼ぐという意味ですね。
その具体的な方法が121種類書かれているんですが、その中の1つにREIT(不動産投資信託)も登場していました。
REIT投資は、配当収入と家賃収入の両方の要素をミックスしたような仕組み(不動産投資商品)ですから、ジェームス氏の言う「寝ながら稼ぐ方法」とピッタリマッチします。
紹介されている121の方法のうち普通の人がすぐに実践できそうなものは一部しかないかなという印象でしたが、「寝ながら稼ぐための原則」はしっかりと学べる良書。
「お金が継続して勝手に入ってくる方法の共通点」「時間を味方につけることの重要性」といった、不労所得を得るためにはとても重要な考え方が詰まっている一冊です。
私はこれまで色々なビジネス書や投資本を読んできたので『寝ながら稼ぐ121の方法』で書かれていることの中には、既に知っていることも多くありましたが、ジェームス氏ならではの表現によって新たな気付きがたくさん得られました。
それにしても「寝ながら稼ぐ」というタイトルはうまいなぁと思いますね。別に「遊んでいる間に稼ぐ」とか「ほったらかしで稼ぐ」でも意味は同じでしょうが、「寝ながら稼ぐ」の方がインパクトがありますよね。
あくせく働いても一向に楽にならない人が目にすると一瞬“イラッ”とするかもしれないような皮肉っぽいタイトルですが、そんな人こそ読むべき本。
「仕事」「お金」「自由」という人生の大きなテーマに対して、きっと何かしらの「気付き」を与えてくれますよ。